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病気-9 3年経過

0812.31

今年の12月で退院してから丸3年になりました。
定期の血液検査でも異常なし、腫瘍マーカーも問題なしという結果が出ました。
一端終えたこのレポート、ちょっと追加します。

85kgまで増えた体重も、どうやら70kg辺りまで減量に成功!足掛け3年の運動の成果です。
「85kg=メタボ」という数式がまかり通っているようですが、ばかげていますね。マークシート試験と同じで、あれかこれか、それ以外は何があろうとも切り捨ててしまうデジタル時代の悪弊そのものです。 といってそのままデブになるのも問題ですが。生物はアナログに生きているのであって、0と1の間にはいろいろ人間的なものが詰まっているのです。それを抹殺すると、即人殺しという行為に走ることが簡単になります。
話が脱線しましたが、約2年半で減らした15kgの副産物として汗かきになってしまいました。ちょっと歩いても汗びっしょりです。真冬でもあっという間に汗ばんできて、上着を脱いでも下着は汗まみれ。慌てて家へ帰って着替えです。
それでも減量の運動はそのまま続けています。
不思議ですネェ、運動を続けているのだからそのまま減り続けるかというと、現状維持のまま。始めて2年で71kg近辺、その後半年は止まったまま。2年で15kgのペースで続ければその後半年で3kg位は減ってもいいものなのに。果たして適正体重なのでしょうか。そうすると、運動をやめたら・・・・・

副作用で残っていた手足の先の痺れは、今だ健在です。気持ち弱くなってきたでしょうか。
これも体重と同じで、一定程度よくなって、そのままの状態を保持しています。
こうなると副作用ではなく、後遺症ですね。私のように症状が長続きする人は珍しいのでしょうし、大した弊害もないので問題にされていないのでしょう。
現在は痺れというよりも、指先が硬質化して先だけ皮が厚くなっている状態です。特に親指、人差し指の硬質化がひどく、小指に近づくにつれ弱くなっていきます。硬くなった皮膚の表面はつるつるした感じです。
その結果どういう弊害があるかというと
、つまんだものを落としてしまうんですね。皮が厚くなった分感覚が鈍くなった、そんな感じですね
加えて皮膚が硬くなった違和感は、土いじりしたときなどに一層増幅するようです。なぜか分かりませんが。

まったく根拠のない考えですが、抗がん剤は尿や汗で体外へ出されるのですから、私の場合発汗することで抗がん剤を指先まで運んでしまったのかもしれないと思っています。多分はずれでしょうが。
がん細胞自体が自分の細胞なのですから、それを攻撃することは自分を攻撃することです。ですのでこういう弊害、副作用が出るのは当然です。同様に何らかの加減で、化学物質が体内に残存するということがありえないとは言い切れないでしょう。

体内の細胞、がん細胞を化学物質、異物で取り除こうとするのですから、考えてみるとおかしな話です。いろいろあって当然なのでしょう。
最近まわりで癌の話が多く聞かれる様な気がします。そういう歳なのかもしれませんが、それだけでなく報道でも多いようです。体外から侵入する敵は徹底的に叩けるのですが、自分の身体の異変、反逆は叩きすぎると自分がやられてしまいます。生物の不思議です。多少は我慢でしょうね。(*^_^*)

いずれにしても順調というか普通というか、私の場合ノーマルな状態でしばらくは過ごせそうです。

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