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06夏の終わり
0610.03

夏が終わりました。
毎年夏が終わると、野菜の季節が終わったような気になります。大きなプランターを使う野菜、キュウリ、ナス、トマトの収穫が終わって、店じまいするからなのでしょう。失礼、ナスはまだ秋茄子として実をつけていました。でもこれは例年にない珍しいことです。毎年秋ナスは失敗で、夏で終わっていました。

今年はHPを作ったお陰で野菜の生育の記録がとれました。
毎年アバウトで、場当たり育成だったのですが、こういうことをやるとそれなりに記憶に残るものです。
まず、梅雨が長かった。
苗を 早く植えたお陰で早く実をつけたキュウリ・ナスは、長雨のせい
で花が結実せず、その間実をつけませんでした。
その後の日照り続きは1日に2度の水遣りが必要でした。普段は毎夕の水遣りなのですが、朝もやらないと、葉・枝ともにぐったりとしなだれてしまいます。うっかりそのままにしておくと、水気の少ない実になってしまいます。
こうなると、出かけることができなくなります。水遣りの合間に出かけるようになってしまいました。

水遣りのバロメーターは毎年勝手に出てくるホウセンカです。一度だけ種を撒いたら、毎年どこかに出てきます。土を再生して使っているからでしょう。とはいえ、黒い袋の中に入れ、何週間も陽に当てても死なない生命力の強い種です。
どこにでも芽を出し、芽を出したら確実に大きくなります。真っすぐに伸び、しっかり花をつけます。
しっかり成長した茎は、夏場水が足りなくなるとバタリと倒れてしまいます。フニャフニャになってしまい、ダメかと思って水をやると、元気に立ち上がります。単純というか、素直というか、土の中の水分の状態がとても分かりやすい植物です。
ナスやキュウリがしおれる頃は間違いなく倒れています。こいつが元気なく傾いできたら、水遣りの必要アリ。コンクリートの上の栽培では、こういう植物があるととても助かります。

今年は何年ぶりかでムカデが部屋の中に出現。ヤスデも異常発生しました。梅雨時の長雨のときです。
何年も見かけなかったムカデですが、今年はじゅうたんの上を這っているのを発見。新聞紙でつまみ上げ、金槌でつぶしました。ムカデの甲羅は硬くて、ちょっとやそっとではつぶれません。
ヤスデはその後もプランターの土の湿ったところに。片っ端から箸でつまんでつぶしたのですが、多勢に無勢というか、いまだに見かけます。家の周りには侵入を阻止する薬を撒きました。最近虫が嫌がる炭、というものをネットで見つけ、試しに撒いています。

随分と沢山の虫がいたのにも驚きました。写真を撮っていないと気が付かないのでしょうね。キイロテントウムシなどはその典型です。
虫、そう、今年最大の問題児はアリでした。クロアリではなく赤く小さなアリです。
どうやら苗の土についてきたようで、半分以上のプランターに巣を作ってしまいました。可哀想ですが巣はすべて破壊させていただきました。ひょとしてまだ知らないのがあるかもしれませんが。徹底的にプランターの周りに薬を撒き、巣がありそうなプランターの土は皆入れ替えました。
これだけで大変な手間です。まあ、このせいでコウノテの土の入れ替えができましたが。

今はほとんどアリの姿を見かけなくなりました。このアリ騒動でゴキブリ退治もできたようです。
プランターの下や、その下においてあるスノコの下にゴキブリが隠れています。こげ茶色の大きいやつです。今年に限らないのですが、どこからか飛んできて隠れているようです。たまに部屋の中に入ってきて、大騒ぎします。
スノコの下などは夏の暑い日差しを避けるのに好都合なのでしょう。冬もたまに隠れています。これからは定期的にチェックしなくては。
今はほうれん草と春菊を植えていますが、今年の野菜のピークは過ぎました。
野菜に限らないのですが、近いうちにHPの作り直しをしたいと思っています。ちょっと写真が多すぎですね。もっと絞って、来年用にすっきりさせる予定です。
 
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